第55回「博報賞」奨励賞受賞
[新潟県]上越市立三和中学校
上越市立三和中学校は、2015年に上越市で中学校区ごとに「地域青少年まちづくりワークショップ」がスタートしたのをきっかけに、総合的な学習の時間を中心に、生徒が主体的に地域の課題を考え、解決しようとする活動を展開しています。ワークショップは、生徒会執行部を中心に希望者を募って構成され、地域コーディネーターがファシリテーターとなって、毎年生徒主体で活動の方向性を決めています。昨年度の踏襲ではない、自分たちの活動計画をたてて取り組んでいます。これまでの活動は3期に分けられ、第1期(2015年~2018年)は「さんわ音頭の復活と継承」、第2期(2019年~2022年)は「谷内池に視点を移した活動、オニバスの再生を目指して」、第3期(2023年~)は「地域貢献へ」と、活動の主体となる生徒の願いを反映してテーマや活動内容が発展していきます。さんわ音頭の小学校への普及活動、祭りへの出店や参画、地域の池に着目した演劇、専門家との協働によるオニバスの再生など、コロナの時期にも方向を模索して活動を継続しています。第3期は、さらに生徒会が中心になり、3年生だけでなく全校体制のボランティア活動を計画しています。


※記載の所属・役職は、受賞当時のものです。
博報賞とは
「博報賞」は、児童教育現場の活性化と支援を目的に、財団創立とともにつくられました。日々教育現場で尽力されている学校・団体・教育実践者の「波及効果が期待できる草の根的な活動と貢献」を顕彰しています。また、その成果の共有、地道な活動の継続と拡大の支援も行っています。
※活動領域:国語教育/日本語教育/特別支援教育/日本文化・ふるさと共創教育/国際文化・多文化共生教育 など
現在、第56回「博報賞」の応募を受付中です!(応募受付期間:2025年4月1日~6月25日 ※財団必着)
詳細は博報賞のページをご覧ください。
*博報賞に関するお問い合わせ先
hakuhoushou@hakuhodo.co.jp (博報賞担当宛)