博報財団こども研究所編
スタディ・サポート・ツール集
スタディ・サポート・ツール集
ひとりひとりの気分を共有しよう!『どうぶつカード』
いまの気持ちを"どうぶつ"にたとえてみる
2019/03/23

ねらい
それぞれの気分や気持ちを共有し、チームとしてものごとに取り組む。
使い方
- 5~8人程度のグループ(班/チーム)に分かれ、グループに1つ、どうぶつカードのセットを配布。カードを机の上に並べる。(雑然と広げればOK)
※動物のカードは、さまざまなものが市販されている。自作するのも素晴らしい。難易度が上がるが、動物のカードではなく、いろいろな色から1つの色を選んだり、いろいろな模様が描かれたカードを使用したりしてもよい。 - 教員がテーマを提示し、1人1つカードを選ぶ。
※例「今日から学習発表会に向けた準備がはじまりますね。学習発表会に向けたあなたの気持ちを"どうぶつ"に例えて1人1つ話してもらおうと思うので、カードを選んでみてください。」
あまり考え込まずに、直感的に選ぶことがポイントと声掛けをする。はじめて行う場合は、教員が見本を見せるのもおすすめ。 - なぜそのどうぶつを直感で選んだのか、理由を後づけで考え、1人ずつテーマに沿って自分の気持ちを一言ずつ話していく。
※例「私はイノシシです!どんどん進めていきたいって気持ちです!」 - グループで1周するまで、3を行う。必ず1人1回発言してもらう。(同じカードを選ぶ人が2人以上出てもOK)
※何かに取り組む前の気持ち(期待や不安)、それに取り組むことによって達成したいことを共有するほか、そのときの気分を共有してアイスブレイクにする、何かが終わった際の気持ちの共有をするといったことにも利用できる。




