活動内容
増え続ける外国人児童生徒への組織的・継続的な日本語指導の充実
日本語教室担当の教員6名の有志で立上げ、「日本語初期指導プログラム:はじめの8歩」「伊勢崎市日本語ステップ」などのツールを開発。「日常会話の力」と「学習活動に参加する力」に分けることで、子ども達の力を客観的に把握。各種ツールをまとめた「つながる・ひろがる・ISESAKIステップ」とDVDの配布により、これまで個々の教員の裁量に頼ってきた日本語指導の標準化が図られ、どの学校でも来日直後から一人ひとりの段階に応じた適切な指導が可能になった。県内外へも広く資料を提供し、共有している。
【写真】
日本語ステップを活用した作文の授業の様子
活動レポート(3/20 上毛新聞に同一内容にて15段モノクロで掲載)
審査委員より
非母語話者の日本語指導について、日常会話と学習活動にきちんと分別したうえで、しっかりした指導ステップが構築されている。さらに、オリジナルなテキストやDVDなどの成果物によって共有していけるようにもされている。注目すべき素晴らしい実践である。
プロフィール
伊勢崎(いせさき)市教育研究所 日本語教育研究班
【代表者】
大澤 成基(おおさわ しげき)
【役 職】
代表(伊勢崎市立坂東小学校 教諭)
【活動開始時期】
2012年
【団体所在地】
群馬県伊勢崎市
【指導資料】
「つながる・ひろがる・ISESAKIステップ」
【HP】
https://www.city.isesaki.lg.jp/material/files/group/17/kisyakaiken2017_4_12-2.pdf
【学校(団体)規模・活動参加人数】
○児童・生徒数:417名(小学生:352名、中学生:65名) ○クラス数:17