日本語交流プログラム

実施レポート

第15回「海外教師日本研修」

1.実施概要

(1)会期

2024年11月11日(月)~11月29日(金)

(2)海外参加校・研修参加者
国名 研修参加者名 学校名
国名・研修参加者名
学校名
イギリス ヘレン・メアリー・ターナー インピントン・ビレッジ・カレッジ
インド ディウェシャ・ビルラ ドクター・ビー・アール・アンべードカル・スクール・オブ・スペシャライズド・エクセレンス・セクター23
インドネシア ヤフラ・アンディ・キスティ アルアザル・スラバヤ・第13イスラム中学校
インドネシア パウリナ・ビルギアンティ ブキティンギ 第6中学校
タイ パッサラー・ヨートスワン ウォーラナリー・チャローム学校
ハンガリー ミコー・フローラ・ユディット クサントシュ・ヤーノシュ ニカ国語高校
ベトナム ファム・ティ・ズエン ホアン・ディエウ中学校
ペルー ドラ・サユリ・ニシザワ・ウォン・デ・カンナ ラ・ウニオン ペルー日系人学校
マレーシア ジャニカ・ビン・ジェッピ スンシュー中等学校
モンゴル ワンダンドルジ・トゥブシンジャルガル 新モンゴル小中高一貫学校
(3)日本参加校
都道府県 学校名 学校長名
都道府県・学校名
学校長名
神奈川県 川崎市立川崎高等学校附属中学校 西 道生 校長
静岡県 静岡学園中学校 鳴嶋 吉彦 校長

2.タイムテーブル

  日程 カリキュラム 実施
場所
日程 カリキュラム
1 11月11日 入国/チェックイン NC
2 12日 生活オリエン/授業オリエン/開会式 NC
3 13日 授業 NC
4 14日 授業/凡人社訪問/オリセン視察 オリセン
5 15日 Bプロガイダンス オリセン
6 16日 NC
7 17日 NC
8 18日 授業 NC
9 19日 学校訪問(静岡学園中学校) 静岡県静岡市
10 20日 授業 東京都文京区
11 21日 授業/異文化共生についての特別講義 NC
12 22日 授業 NC
13 23日 NC
14 24日 NC
15 25日 学校訪問(川崎市立川崎高等学校附属中学校) 神奈川県川崎市
16 26日 研修報告会準備 NC
17 27日 研修報告会準備/リハーサル NC
18 28日 研修報告会・修了式・歓送会/全体ふり返り NC
18 29日 帰国 -

【凡例】

NC: 国際交流基金 日本語国際センター(埼玉県さいたま市)
オリセン: 国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)

3.実施レポート

国際交流基金の講師による授業 (11/11他)
  • 国際交流基金 日本語国際センター

    研修参加者は、第15回日本語交流プログラム(2025年5月実施)に向け、国際交流基金日本語国際センターの講師より授業を受けた。来年のプログラムに向けた事前準備として、カリキュラム案を体験しながらプログラムの目的・内容を理解した。また、プログラムで成果を出すために必要な日本語教師としての知識・技能の向上を図った。

  • 国際交流基金の講師による授業
異文化共生についての特別講義(11/21)
  • 国際交流基金 日本語国際センター

    本事業の審査委員長 阿部祐子先生(国際教養大学 教授)による異文化共生に関する特別講義が行われた。
    「ことばと文化の教育をとおして自分と異なるものを受け入れよう!」のテーマのもと、日本と自国の文化の違いについて考えた。ワークショップでは、「見える文化」と「見えない文化」について、参加者の実体験をもとに各グループで話し合い、理解を深めることができた。

  • 異文化共生についての特別講義
学校訪問:
静岡学園中学校(11/19)
川崎市立川崎高等学校附属中学校(11/25)
  • 静岡県静岡市、神奈川県川崎市

    来年5月に交流を予定している日本校2校を訪問した。校長先生や副校長先生から学校の概要や歴史などについて説明を受けた後、生徒や日本校教師との交流を行った。学校訪問を通して、研修参加者は生徒と交流を図るだけでなく、自国の生徒に伝えるべきこと・来年までに準備しなければならないことを確認することができた。

研修報告会・修了式・歓送会(11/28)
  • 国際交流基金 日本語国際センター

    研修報告会はパワーポイントで説明をしながら複数名が同時に発表するポスターセッション形式で行われた。
    本プログラムの審査委員や国際交流基金日本語国際センターの方々、日本校の先生方も参加した。
    発表テーマは「第15回日本語交流プログラム準備のための授業案」だった。発表後に設けた質問コーナーでは、参加者から多くの質問が出て、活発な意見交換が行われた。
    研修報告会後の修了式では研修参加者一人一人に修了書が手渡された。歓送会では、食事をしながら参加者同士の交流の時間を持った。最後に研修参加者から研修の感想・来年への意気込みなどのあいさつがあり、閉会となった。

  • 研修報告会 修了式