活動の目標・方針
児童の生活文化と芸術文化の向上を願うと共に、自然、地域を大切にする豊かな人間性、郷土愛を育成することを目的とする。
活動内容
教育関係者、市議会議員、一般市民で構成される会員制の団体。「米沢子ども新聞」の発行を継続し、現在も年5回、市内の全小中学生、教員、各種施設などに対し、8500部を配布している。新聞制作は、現退職教師、主婦、写真家、会社員など、多彩な編集委員によって進められ、市内各校、伝統行事、名所、祭り、町名の由来などを子どもの目線に合わせて紹介し、子どもたちの心に残る内容を送り続けている。その外、郷土出身の人物を紹介する「郷土に光りをかかげた人」、地域の昔話を語り部の語るが如く書いた「ふるさとむかしばなし」の出版活動や、児童施設の設立や子ども祭りの実施など、米沢の子どもたちの豊かな感性と社会性を養う事業を展開しつづけている。あくまでも身近な題材を丁寧に取り上げ、地域を愛する人々の手によって地域文化を様々な形で子どもたちに伝える活動を45年間継続している。我妻栄児童文化賞による表彰事業を実施している。
審査委員より
45年にわたって「米沢子ども新聞」を発行し続けてきたこと、子ども祭りを開催していることなど、永年地域の子どもの人間形成に深くかかわってきた功績は大きい。子どもの生活文化と芸術文化の向上を願って、いまも活動を継続している。本年度から設定された文化教養育成部門の趣旨とも合致するものである。
プロフィール
米沢児童文化協会
団体概要
【創立】
1963年
【団体の規模】
会員数 339
主な著書・論文・文章など
1968年 「郷土に光をかゝげた人々」 米沢児童文化協会
1978年 「米沢小/中学生新聞縮刷版」 第1集米沢児童文化協会
2003年 「米沢小/中学生新聞縮刷版」 第2集米沢児童文化協会
1988年 「ふるさとむかしばなし」 第1集米沢児童文化協会
2003年 「ふるさとむかしばなし」 続編米沢児童文化協会
1991・98年 「子らときた道」「米沢子ども新聞40年の歩み」 米沢児童文化協会