活動の目標・方針
子どもたちの地球環境についての意識を高める。
・子どもたちが新しい地球社会を作って行く前向きな姿勢を培う。
・現実の問題を題材とした国際的な環境教育プログラムを開発する。
活動内容
地球環境に対する子どもたちの意識を高めることを目的に10年間活動している。「水」「食べ物」「いきもの」といったテーマに対し、世界中の子どもたちが自分たちで調べたり、体験したことを報告するたびに、その新しい課題に対して新たな活動が始まり、経過を報告しあうという「体験」と「交流」のしくみができた。またテーマ内容が総合的なため、幅広い学びに発展している。インターネットを通じて情報を検索・登録できる「参加型オンラインデータベース(愛称:子ども知恵図鑑)」が活動の基盤となっている。新しい学習プログラムとして、世界の多くの学校や子どもたちが参加し、教育を活性化させている。このプログラムを運用していくために、膨大な情報の翻訳や活動サポートをする多くの市民ボランティアが支援している。
審査委員より
「参加型オンラインデータベース」を活用する新しいタイプの学習プログラムとして評価される。「体験」と「交流」による環境教育は、「総合的学習」に取り組む学校に活用され、子どもたちが自由にインターネットを活用することを学べるなど、様々に活用され評価が高まっている。これからの学びとして注目される。
プロフィール
ワールドスクールネットワーク
団体概要
【創立】
1994年1月
【学校の規模・活動参加人数】
・参加団体:国内 40 海外 32
・ボランティア:約100名
・事務局スタッフ 3名
主な著書・論文・文章など
11994年~毎年 ワールドスクールネットワーク活動報告書」
1996年 「われら北極探検隊」(運営委員・高野孝子著) 小学館
1998年 「ホワイトアウトの世界で」(運営委員・高野孝子著) 国土社
1999年 「世界の子どもたちによる食についての共同宣言」