博報賞

活動タイトル

障害児の学校外活動の実践

特定非営利活動法人 アフタースクール運営会

特殊教育部門|-| キーワード:北海道

活動の目標・方針

すべての子どもの子ども時代が、楽しい思い出や豊かな経験、そして多くのすてきな出会いに満ちていてほしい!(たとえハンディがあっても)を活動方針の主題とし、居住地域に於ける、「ハンディに左右されない子どもたちの余暇活動の在り方」を提案し創作する。

活動内容

障害のある子どもにとって、親が安心して参加させることができ、また本人の個別のニーズに対応できるプログラムが大変少ないという状況を改善するために、父母同士が障害の種類や学校の違いをこえて、地域的なつながりを土台とした余暇活動を1998年より企画・実施している。
北海道は特に、冬休みの活動も必要とされ、今後も長期休暇中の活動を中心に、放課後及び学校5日制をも視野に入れた活動を広く市民活動として市内に展開して行く。
1998年より実施のサマースクールは、2001年より市内5ブロック開催を実施し、参加可能児童・生徒数と教職員及び学生ボランティアの協力が飛躍的に増加した。
1998~2002年 冬休みプログラム開催(平均5日間)
1998~2002年 サマースクール開催(平均4日間)
1999~2002年 気兼ねのいらないクラシックコンサート
2001~2002年 土曜クラブ実施(毎週)
2002年 春休みプログラム開催(10日間)



審査委員より

障害を持つ子供の教育は、家庭、学校、地域の教育が一体となって支援していかなければならない。特に学校教育を支える地域活動の重要性に着目し、こうした子供たちの放課後や、長期休業中の余暇の充実に取り組む、しっかりと地域に根付く組織的活動としてのNPO活動は、生涯教育という観点からも高く評価されるものである。

プロフィール

NPOアフタースクール運営会(えぬぴーおーあふたーすくーるうんえいかい)

【創立】
1997年5月

【学校(団体)規模・活動参加人数】
・児童・生徒数 257名
・教職員数 175名
・ボランティア数 272名
・親スタッフ 54名

主な著書・論文・文章など

2001年2月 「めだかのがっこう2000」実施報告集
2002年1月 みんなで遊ぼう!サマースクール2001報告集 有限会社かりん舎