活動内容
聴覚障害教育部門に関する活動
昭和40、41年に沖縄に流行した風疹により400名近い聴覚障害児が出生し、これを救済するため、昭和43年より巡回指導教師、風疹児学級担任教師、聾学校幼稚部風疹児担当教師等により、また関係者の熱意と協力により、風疹障害児のための教育と指導が続けられ今日にいたっている。風疹児の早期幼児教育は、特殊教育の未開拓分野であるうえ、教育諸条件には困難な多くの問題があったのにもかかわらず、献身的な努力が続けられ、とくに全沖縄風疹聴覚障害児教育研究会が結成されて以来、迂余曲折を経ながらも、不断の教育研究にとりくみ、指導の成果をあげてきた。