「知る」「広げる・深める」「つなぐ」ふるさと創造学
富岡町立富岡第一中学校・第二中学校 三春校
教育活性化部門|-| キーワード:地域の魅力・情報を外部へ発信/ツール作成/ガイド震災・災害 |福島県活動内容
ふるさとの誇りを育み、未来を切りひらき生きる力を育てる
東日本大震災に伴う原発事故によって、福島県双葉郡は全域が避難指示区域に指定された。富岡一中・二中はふるさとから50km近く離れた三春町で授業を再開するが、震災時幼かった子ども達から地域の文化・伝統の記憶が薄れゆく危機感を抱き、「ふるさと創造学」の取組を開始した。3年にわたり、ふるさとの風土や歴史を「知る」、「広げる・深める」、町民や生活する地域の人々へ発信し「つなぐ」という段階的なカリキュラムを実践。富岡町への誇りや人と人とのつながりを育んでいる。
【写真】
「つなぐ」:3年間のまとめを、町役場職員の方々へプレゼンしている様子
活動レポート(3/18 福島民報、3/19 福島民友に同一内容にて15段モノクロで掲載)
審査委員より
ふるさと福島、ふるさと双葉の未来を担う人材を育成しようとする「ふるさと創造学」の取組は、福島の復興に向けての熱意溢れる教育活動である。そのことに加えて、地方創生に向けてチャレンジしようとする多くの自治体や学校のモデルともなる教育実践である。富岡町をフィールドに学ぶ子どもが、未来を創り、ふるさとを支えていくものと期待できる。
プロフィール
富岡町立富岡第一中学校・第二中学校 三春校(みはるこう)
【代表者】
中田 敬介(なかだ けいすけ)
【役 職】
代表(富岡第二中学校 校長)
【活動開始時期】
2015年
【団体所在地】
福島県田村郡三春町
【HP】
http://schit.net/tomioka/tomioka12jhs/
【学校(団体)規模・活動参加人数】
○児童・生徒数:10名 ○クラス数:2クラス ○指導者:11名