郷土の「人・もの・こと」を活用してすすめる「ことば」の教育 ~うすき読書のまちづくりを通して~
臼杵市立臼杵小学校
国語・日本語教育部門|-| キーワード:読む力/読解力文化財/史跡/遺跡/歴史遺産 |大分県活動内容
豊かな心、確かな学力、郷土を愛する心を育み、「生きぬく子」の具現化を図る
「うすき読書のまちづくりプラン」をきっかけに、地域ぐるみで「ことばの教育」を推進。主な活動は、「学校図書館活用教育」「読書活動」「臼杵っこ検定の取組」だ。「臼杵っこ検定」は、市が歴史や文化財をまとめた副読本から答えを探し出し、史跡巡りを経て、検定に挑む。上級合格者は、国宝「臼杵石仏」のガイド原稿を自ら作成、「臼杵っこガイド」として観光客に積極的に発信する。一連の学習は、「読む・話す力」「コミュニケーション能力」を育成し、郷土の良さを学ぶ好機にもなっている。
【写真】
臼杵っこ検定の取組・臼杵っこガイド(国宝 臼杵石仏を案内)
活動レポート(3/19 西日本新聞(大分県版)、3/18 大分合同新聞に同一内容にて15段モノクロで掲載)
審査委員より
読書活動や言葉の教育への取組が学校や地域を挙げて展開されている。「臼杵っこ検定」などの取組は、子ども達がふるさとのよさを学ぶことにもつながり、臼杵のよさを多くの人に伝えることを可能にする実践である。大部のレポートから、地域ぐるみでの読書活動の模様や、地域の人々との交流の模様が伝わってくる。
プロフィール
臼杵市立臼杵(うすき)小学校
【代表者】
桑原 幸八郎(くわはら こうはちろう)
【役 職】
校長
【活動開始時期】
2010年
【団体所在地】
大分県臼杵市
【HP】
http://syou.oita-ed.jp/usuki/usuki/index.html
【学校(団体)規模・活動参加人数】
○児童・生徒数:257名 ○クラス数:13クラス ○指導者:21名 ○協力者(ボランティア):98名