子どもが自ら学ぶための「ことばの力」の育成とカリキュラム開発
横浜市立白幡小学校
国語・日本語教育部門|-| キーワード:論理的思考力子どもが主となって進める授業・活動の実践 |神奈川県活動内容
「ことばの力」を軸に、子どもが主体の新しい教育・学校づくりに挑む
10年にわたり、「ことばの力」を基盤とする児童の自主的学習力の育成とカリキュラム開発を進めている。学年ごとに大まかな系統を設置し、各教科を通じて、児童の司会による「言葉のやりとり」を核に学習を展開。どの子も司会ができるよう進行表を作成し、役割とプロセスを整理した。学習で得た司会力、対話力、記録力などのスキルは「白幡Aファイル」としてまとめ、他教科にも活用できるようにしている。また、子どもの思考を可視化するためのワークシートやノートの開発などにも力を入れている。
【写真】
和菓子店への依頼文について内容、言葉を吟味する姿
活動レポート(3/19 新聞に同一内容にて15段モノクロで掲載)
審査委員より
長期にわたって、学校全体で教科を超えた言葉の教育に取り組み、着実に成果をあげている。学校図書館を活用した読書活動・学習指導やアクティブな授業づくりの工夫を高く評価することができる。とりわけ「学ぶことを学ぶ」ラーニングスキルへの着目は重要である。学校全体で豊かな教育資源を活用した学びが展開されている。
プロフィール
横浜市立白幡(しらはた)小学校
【代表者】
鈴木 秀一(すずき しゅういち)
【役 職】
校長
【活動開始時期】
2007年
【団体所在地】
神奈川県横浜市
【HP】
http://www.edu.city.yokohama.lg.jp/school/es/shirahata/
【学校(団体)規模・活動参加人数】
○児童・生徒数:724名 ○クラス数:27 ○指導者:34名