活動の目標・方針
声にのせて自分の思いを相手に届けたり、相手の心に自分の気持ちを寄せて聞いたりする喜びを味わわせ、コミュニケーション(相互交流)の力を付ける。
活動内容
「話す力・聞く力」を育成するため、その研究主題の模索、指導計画の作成、教材の開発、実践を4年間行った。主題の模索にあたっては、筑波大附属小学校・お茶の水女子大附属小学校の公開授業、NHK主催「先生のためのことばのセミナー」県教育委員会主催「国語科音声言語研修講座」への参加や児童の実態調査を行った。実践活動は、毎週金曜日朝の「全校口のたいそう」、ことばの時間「心のキャッチボール」(15分1モジュールの授業を展開)を中心に行い、「心のキャッチボール」の年間指導計画の作成、話し方・聞き方のパターンを身に付ける新しい自校教材を開発した。この間、東茨城郡の国語科研究指定校として、研究紀要をまとめ、研究発表会を開催した。
審査委員より
学校教育・国語科の重要な実践課題である話す、聞く能力の育成に学校全体で取り組んでいる。その際、基礎的な能力としての発声・発音・抑揚・リズム等を日常的に育てるとともに、15分1モジュールの「こころのキャッチボール」を年間を通して展開することで、自分の言葉で伝え合う力を育成したことは評価に値する。
プロフィール
大洗町立磯浜小学校
団体概要
【創立】
1874年4月
【学校の規模】
・児童数 643名
・クラス数 19クラス
・指導者数 26名