実施レポート
第13回「海外教師日本研修」
1.実施概要
(1)会期
2022年11月14日(月)~11月30日(水)
(2)海外参加校・研修参加者
国名 | 研修参加者名 | 学校名 |
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国名・研修参加者名 学校名 |
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インドネシア | ニニ・サプトリ | マダニア中学校 |
インドネシア | ノピ・クルニアワン | ラブスクール・チレンデー中学校 |
オーストラリア | ミシェル・ルカチンスキ | マウントウェイバリーセカンダリーカレッジ |
スペイン | ミネルヴァ・テラデス・オリベラス | アレクサンドル・デウロフェウ中高等学校 |
タイ | ポーンティップ・カンパンペーン | ダムロンラートソンクロ学校 |
台湾 | 陳 建旭(チン・ケンキョク ) | 東呉高級工業家事職業学校 |
トルコ | ラービア・バルカンジ | イスタンブール ティジャーレット オダス マルマラ アナドル イマーム ハティップ高校 |
ブラジル | ラウラ・美枝・渡辺・山本 | 大志万学園 |
マレーシア | ノー・サハユ・ビンティ・ハムザ | セコラ メネンガー ケバンサアン セクションセンビラン、シャアラム |
モンゴル | ラグバジャブ・エンフトヤ | 第19番学校 |
(3)日本参加校
都道府県 | 学校名 | 学校長名 |
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都道府県・学校名 学校長名 |
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千葉県 | 千葉大学教育学部附属中学校 | 藤川 大祐 校長 |
神奈川県 | 川崎市立川崎高等学校附属中学校 | 植村 裕之 校長 |
2.タイムテーブル
日程 | カリキュラム | 実施 場所 |
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日程 | カリキュラム | ||||
1 | 11月14日 | 月 | 入国/チェックイン | NC | |
2 | 15日 | 火 | 開会式/生活オリエン/授業オリエン | NC | |
3 | 16日 | 水 | 授業 | NC | |
4 | 17日 | 木 | 授業/凡人社訪問/オリセン視察 | オリセン | |
5 | 18日 | 金 | 授業 | NC | |
6 | 19日 | 土 | NC | ||
7 | 20日 | 日 | NC | ||
8 | 21日 | 月 | 授業/異文化共生についての特別講義 | NC | |
9 | 22日 | 火 | 学校訪問(川崎市立川崎高等学校附属中学校) | 神奈川県川崎市 | |
10 | 23日 | 水 | 自由行動事前学習 | NC | |
11 | 24日 | 木 | 授業 | NC | |
12 | 25日 | 金 | 学校訪問(千葉大学教育学部附属中学校) | 千葉県千葉市 | |
13 | 26日 | 土 | NC | ||
14 | 27日 | 日 | NC | ||
15 | 28日 | 月 | 研修報告会準備/リハーサル | NC | |
16 | 29日 | 火 | 研修報告会/全体ふり返り | NC | |
17 | 30日 | 水 | 帰国 | ― |
【凡例】
NC: 国際交流基金 日本語国際センター(埼玉県さいたま市)
オリセン: 国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)
3.実施レポート
国際交流基金の講師による授業 (11/14他)
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国際交流基金 日本語国際センター
研修参加者は、第13回日本語交流プログラム(2023年5月実施)に向け、国際交流基金日本語国際センター講師より授業を受けた。生徒の日本に関する知識や生徒が使える日本語習得のための教授法と来年のプログラムで成果を出すために必要な日本語教師としての知識・技能の向上を図った。また、センターの外で施設見学をしたり、学校訪問をしたりしてカリキュラムの事前体験をしたあとは授業の中でふり返りを実施した。
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異文化共生についての特別講義(11/21)
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国際交流基金 日本語国際センター
本事業の審査委員長 阿部祐子先生(国際教養大学 教授)より異文化共生に関する特別講義をしていただいた。研修参加者だけでなく、審査委員や国際交流基金日本語国際センターの方々にもご参加いただいた。前半ではコミュニケーションに関しての講義があり、後半ではグループごとに『来年海外の生徒が来日して日本の生徒と交流した際に、どのような発見や気づきが考えられるか』、『それに対して教師はどのようなサポートができるか』というテーマでワークを行った。参加者同士、積極的に意見を出し合い、最後に共有の時間を持った。
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学校訪問:
川崎市立川崎高等学校附属中学校(11/22)
千葉大学教育学部附属中学校(11/25)
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神奈川県川崎市、千葉県千葉市
来年5月に交流を予定している日本校2校を訪問した。校長先生から学校や日本の教育について説明を受け、授業の見学や参加をしたり、生徒・日本校教師との交流を行なったりして、日本校の生徒・先生とコミュニケーションを取ることができた。研修参加者は積極的に交流を図り、自国の生徒に伝える発見や気づきを多く得られた。
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研修報告会・修了式(11/29)
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国際交流基金 日本語国際センター
研修報告会は一人ずつパワーポイントで説明をしながら発表する形式で行われた。
審査委員や国際交流基金日本語国際センターの方々、日本校2校の先生方に参加いただいた。発表テーマは「オンライン学校交流の前の授業アイディア」だった。参加者から数多くの質問があり、活発に意見が交わされた。研修報告会後、修了式では研修参加者一人一人に修了書が手渡され、記念撮影を行い、研修報告会および修了式は終了した。 -