第14回(2019年度)
「統計的思考」の有無が児童の社会スキルおよび内面的資質に及ぼす影響―言葉の選択と解釈に焦点を当てて
岡 檀(おか まゆみ)
統計数理研究所 特任助教
助成期間:1ヵ年
統計数理研究所 特任助教
助成期間:1ヵ年
本研究の目的は、児童の「統計的思考」が社会スキルのみならず、内面的資質の形成にも影響をあたえるという仮説をふまえ、統計や言語学の研究者らと共に検証することにある。 応募者は自身の先行研究から、自殺希少地域住民の視野が広く偏りが小さいことに着眼し、同地域児童を対象とするコホートスタディを開始した。「統計的思考」を持つ児童と持たない児童を比較した結果、自己肯定感をはじめとする資質に差異がある可能性が示唆された。同時に、「統計的思考」は言葉の選択と解釈とも関わりがあると観察された。 本研究では、統計学、言語学、児童心理学など領域の研究者らと意見交換を重ね、「統計的思考」の新たな抽出を試みる。最終的な到達目標は、児童に対する統計教育プログラムを構築し、想定外の諸現象に対処できる基礎力を育むことにある。
【注釈】
掲載情報は助成決定時のもの
※=グループ研究 |
=優秀賞受賞の研究




