活動内容
昭和60年代より「作文」を核として、「書くこと」に力を入れた国語教育を続けてきた中ノ町小学校。平成15年・16年に「国語力向上モデル事業」の指定を受けて掲げた教育目標は「新しい自分をひらく子」でした。22年間にわたり続けてきた「言葉のスケッチ」による書くことの日常化や、平成12年より力を入れている図書館教育と連携した読書活動をベースに、「表現力」「論理的思考力」「学習意欲」に着目して、意図的・計画的なカリキュラム開発を行っています。発達段階に応じた目標設定と五感を通した自然・文化体験活動などにより、ひとりひとりの感性にあった言葉を選び、自分の思いや考えを表現できる子どもたちが育っています。
審査委員より
中ノ町小学校は、20年以上に及んで国語教育研究を継続、推進してきた。昭和60年代には、「書くことの生活化」に重点をおき、その後、コミュニケーション能力の育成を目標に、指導内容の系統化、言葉の力を育てる学習基盤作り、読書活動及び図書館教育の充実などを図ってきた。大きな成果や発表ということではなく、学校全体で時宜に応じた教育課程開発に長年取り組んできた功績は高いと考えられる。
プロフィール
【団体の規模】
・児童・生徒数:340名
・クラス数:13
・指導者数:31名
主な著書・論文・文章など
2004年 「新しい自分をひらく~ゆめと学びを育てる~」
文部科学省国語力向上モデル事業報告 浜松市立中ノ町小学校
2006年 「新しい自分をひらく~ゆめと学びを育てる~」
全国小学校国語教育研究会夏季セミナー 浜松市立中ノ町小学校
2006年 「新しい自分をひらく~ゆめと学びを育てる~」
浜松市教育委員会指定研究報告書 浜松市立中ノ町小学校