活動の目標・方針
俳句を通じて
・自然や風景に関心と親しみを持つ子どもに育てる。
・見たまま感じたままを素直に表現するおもしろさを味わうことが出来る子どもに育てる。
・吟行や句会を通して親子やどんぐり会の友達と楽しく詠み合い、みんな仲良しの人間関係をつくる。
活動内容
役員と先生の相談により年間行事計画を企画立案する。
主な年間計画として
・月に2回の定例句会を、先生の指導を受けながら子ども達で進めていく。当番として保護者が2名ずつ参加する。
・吟行は2回、キャンプを1回、他地区との交流会を1回、地区の学校、銀行、郵便局、文化祭に出品する。
・3月、保護者の手作りの句集「どんぐり」を発行する。
・全国レベル大会の句稿を整理、投句する。
・年間の最後に先生を囲んで保護者の反省会を開き、本年度の課題が来年度にいかされるようにする。
役員は、先生を初め、自治会長さん、小学校の校長先生と連携を取りながら会の運営にあたる。
このような、地域、学校、保護者が一体となった連携プレーの中で、子ども達はのびのびと活動し、全国大会で優秀な成績を収めている。
審査委員より
句会による俳句作りを通した言語感覚の育成は、意義深いものがある。とりわけ、1983年発足から現在までの18年間という長期にわたっての継続的な環境作りは、言葉を大事にする意識形成に十分な成果を上げているものと判断出来る。国語の伝統を守り、興味・関心を高め、尊重する国語教育の目標とも合致するものである。
プロフィール
富士見が丘こども俳句会「どんぐり」(ふじみがおかこどもはいくかい「どんぐり」)
【創立】
1983年2月
【学校(団体)規模・活動参加人数】
・児童・生徒数 21名
・職員数 1名
主な著書・論文・文章など
1986年度~1992年度 2年に1度 句集「どんぐり」を発行
1993年度~現在に至る 毎年 句集「どんぐり」を発行