教育課題に関する
研究交流会議

正解のない問いの前に立ちつづける【転換期を生きる人間を考える】 2025年度 第2回

正解のない問いの前に立ちつづける【転換期を生きる人間を考える】 2025年度 第2回

日時:2025年10月18日(土)
会場:東京虎ノ門グローバルスクエア(東京都港区)※リアルとオンラインのハイブリッド形式で実施
発表者:奈須正裕氏(上智大学総合人間科学部教育学科教授) ほか
参加者:教員、指導主事、教職大学院生(現職教員)、付属校教員、若手研究者など60名

【実施概要と主旨】

第2回は、「正解のない問いの前に立ちつづける ~転換期を生きる人間を考える~」をテーマに、奈須氏によるトークセッション、映像視聴、ディスカッションを行いました。アメリカ西海岸のチャータースクールの映像を題材に、「教育とは何か」「学校の役割とは何か」を参加者同士で探究しました。映像視聴の後には、個人ワーク、対話を通して、海外事例を模倣するだけではなく、その背景にある価値観や問いを手掛かりとして、自らの教育観を見つめ直すとともに日本の教育の未来を考える場となりました。

【トークセッションおよび映像視聴からの学び】

奈須氏によるトークセッションでは、教育現場の現状への問題提起があり、多くの参加者に強い印象を与えました。次期学習指導要領や学校の存在意義、教師の役割、教育改革に対する覚悟などが主要テーマとなりました。 続いて、アメリカ西海岸教育視察で撮影されたチャータースクールの映像を視聴しました。学校全体にミッション・ビジョンが浸透し、生徒自身が学ぶ意味や将来像を語る姿や、教員も目的意識を共有して生徒を支援する文化が形成されている様子が印象的でした。

【グループディスカッション】

グループディスカッションでは、参加者が校種や立場を超えた対話を行い、学校改革、不登校支援、探究学習、学習指導要領、学校文化の形成などを議論しました。多くの参加者が、他者との対話を通して自校の課題を相対化し、新たな見方を獲得できました。

(その他参加者からの声)

  • ・「学校のミッションやビジョンを教職員と生徒が共有する重要性を再認識した。」
  • ・「子どもが主体的に学び、将来の生き方と結びつけて学ぶ姿が印象的だった。」
  • ・「教育とは何かという問いに改めて向き合う機会となった。」
  • ・「他校種・他地域の参加者との対話が大きな刺激になった。」
  • ・「日本の教育の良さを残しながら変革していく必要性を感じた。」