教育課題に関する
研究交流会議

正解のない問いの前に立ちつづける【転換期を生きる人間を考える】 2025年度 第1回

正解のない問いの前に立ちつづける【転換期を生きる人間を考える】 2025年度 第1回

日時:2025年6月14日(土)
会場:日比谷国際ビル コンファレンス スクエア(東京都港区)※ リアルとオンラインのハイブリッド形式で実施
発表者:松尾豊氏(東京大学大学院工学系研究科教授)ほか
参加者:教員、指導主事、教職大学院生(現職教員)、付属校教員、若手研究者など87名

【実施概要と主旨】

第7期は昨年度に引き続き、「正解のない問いの前に立ち続ける ~転換期を生きる人間を考える~」をテーマに開催しました。アメリカ西海岸教育視察の報告、東京大学大学院の松尾豊氏による講演、そして参加者同士の対話を実施しました。「学校の存在意義」や「AI時代の人間らしさ」など、単なる手法にとどまらない根源的なテーマへの関心が高く、「人間の学びとは何か」という共通の問いを深める貴重な機会となりました。

【第1部:アメリカ西海岸教育視察報告】

アメリカ西海岸で特徴的な教育を行う学校の視察映像を視聴し、ディスカッションを行いました。参加者からは、生徒主体の学びや探究学習、多様性の尊重、ポジティブな学校文化などに高い関心が寄せられました。また日本の教育との比較では、「優劣ではなく違いから学ぶべき」「日本の強みと課題を再認識した」といった意見が多く見られました。

【第2部:松尾豊氏講演】

松尾豊氏による講演では、AI研究の最前線とこれからの教育への示唆が示され、参加者に多くの気づきをもたらしました。「動物OSと言語アプリ」「教育は人間性を育てる」などのキーワードが注目を集め、AI時代だからこそ、学校や教師の役割は「人間関係の構築」「価値判断」「人間性の育成」に一層重点が置かれるという点に、多くの共感が集まりました。

【交流・対話】

全国から集まった教育関係者が、所属や地域を超えて対話を行いました。「教育について本気で語れる仲間と出会えた」「価値観が揺さぶられた」「明日からの実践へのエネルギーを得た」など、新しい視点や実践への意欲につながったという声が多数寄せられました。

(その他参加者からの声)

  • ・「教育の本質を問い直す機会になり、視野が広がった」
  • ・「学校や教育とは何かを改めて考えさせられた」
  • ・「生徒主体の学びと探究の重要性を再認識した」
  • ・「AI時代における教師の役割を見直す必要性を感じた」
  • ・「全国の実践者との対話が大きな刺激になり、自校の改革に活かしたい」