児童教育実践に
ついての研究助成

第21回(2026年度)
協働学習で児童のことばの力を育む -社会的に共有された学習の調整と教師発問-

八谷 直樹(はちや なおき)
福岡市立小笹小学校 指導教諭
助成期間:1ヵ年

本研究は、協働学習におけるSSRL(社会的に共有された学習の調整)に着目し、児童の言葉の力、とりわけ要約力を高める授業デザインを検証する。教師が「なぜ?」「根拠は?」と理由を問う発問を通して、児童のSSRLの質(目標共有、相互モニタリング、説明の精緻化の観点)に与える影響を検討する。要約力は、情報を要点に絞り、自分の立場と根拠を簡潔に示す力と捉える。本研究では、児童の要約力が結論と根拠を備えた説得的表現へ変化するか、発問からSSRLの質、さらには要約の質という媒介過程が成立するかを明らかにする。併せて、問いかけ例、簡便なチェック表、要約評価ルーブリックを整備・公開し、特別な機器や長時間研修を要しない再現可能な授業デザインとして、通常授業での活用を促進する。

【注釈】

掲載情報は助成決定時のもの

※=グループ研究 | =優秀賞受賞の研究