第12回(2017年度)
第12回継続助成(アドバンストステージ)対象一覧
長期(研究助成期間:2018年8月~2020年3月)
- 成果要約は、添付のPDFでご覧いただけます。
助成対象研究(代表)者 (50音順、敬称略) | 研究タイトル(※グループ研究) | 研究内容 |
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助成対象研究(代表)者 研究タイトル(※グループ研究) |
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趙 曌(ちょう あきこ) 広島大学教育学研究科 大学院生 |
外国語児の格助詞学習のための絵本・アプリの開発ー自ら考え気づくプロセスを重視してー | |
福島 耕平(ふくしま こうへい) 鈴鹿市教育委員会教育指導課研究グループ 長期研修員 |
児童の論理的な文章力育成のためのアプリのログ機能開発と活用効果 ※ | |
藤井 康子(ふじい やすこ) 大分大学教育学部 准教授 |
中学生期における「アートと言葉」をテーマとした教科融合型学習 ※ |
(所属・役職は継続助成決定時のもの)
(※はグループ研究)
第12回助成対象一覧(研究助成期間:2017年4月-2018年3月)
- 第12回「児童教育実践についての研究助成」は、全国からいただいた106件のご応募の中から、下記の研究を助成いたします。
- 研究成果発表会を開催し、優秀賞を発表しました。は優秀賞受賞の研究です。
- 成果要約は、添付のPDFでご覧いただけます。
(所属・役職は助成決定時のもの)
(※はグループ研究)
外国語児の格助詞学習のための絵本・アプリの開発ー自ら考え気づくプロセスを重視してー
趙 曌(ちょう あきこ)
'広島大学教育学研究科 大学院生
目的:外国語児の格助詞ヲ(ヲ格)の学習メカニズムを踏まえ、それが格助詞ニ(ニ格)にも見られるのか どうかを検討し、格助詞ヲと格助詞ニの使い方を比較させ、使い分けについて気付かせる教材(絵本・タブレット型学習アプリ)を作成する。 内容:格助詞ヲについては第12回児童教育実践の研究助成で明らかになった言語情報の少ない文で、格助詞ニについては本研究の実験で明らかになる有効な文(言語情報の多い文か、言語情報の少ない文)で格助詞をそれぞれ呈示する。外国語児がこれらの文を用いて、どの場面で格助詞ヲを、どの場面で格助詞ニを使うのかを考えることのできる教材を開発する。目指す研究成果:外国語児の格助詞の学習メカニズムを考慮して作られた、絵・ストーリーがある絵本で、 子どもたちが格助詞ヲと格助詞ニの使い分けを自発的に考え,その類似点相違点に気づくことのできる学習を目指す。
成果要約(447KB)
児童の論理的な文章力育成のためのアプリのログ機能開発と活用効果 ※
'福島 耕平(ふくしま こうへい)
鈴鹿市教育委員会教育指導課研究グループ 長期研修員
本研究は、第12回研究助成で開発したアプリ『ロンリー』を活用し、以下の3点を目的として進める。(1)これまでのログデータを精選し、ログデータを有効活用できるように、ログ機能を改良したアプリ 『ロンリー2』を開発する。(2)アプリ『ロンリー2』を活用した実践を通して、文章作成・推敲の得意な児童と苦手な児童のログに違いがあるか検証する。検証から明らかになったことをもとに、「書くこと」が苦手な児童に対する有効な 指導方法を検討する。 (3)アプリのログ機能から文章作成・推敲過程を可視化し、その結果をアプリにわかりやすく表示するフィードバック機能を追加し、文章を作成した児童本人にフィードバックすることで、児童の「書くこと」にどのような効果があるか検証する。実践は鈴鹿市内の小学校において複数回おこなう。(3)については、フィードバック機能を使う場合と、使わない場合の実践をおこない、実践のログデータと事前・事後の質問紙調査、できあがった文章を比較し、検証する。
成果要約(155KB)
中学生期における「アートと言葉」をテーマとした教科融合型学習 ※
藤井 康子(ふじい やすこ)
大分大学教育学部 准教授
本研究では、中学生期における「アートと言葉」をテーマに美術科、国語科、英語科、総合的な学習を中心とした教科融合型学習プログラムを開発する。教科学習の探究的な学びのきっかけとして、実物の芸術作品を用いたアンラーニング・ワークショップを位置づけ、アートの言葉(視覚言語:Visual language)と国語科、英語科等の言語活動が各教科の目標やねらいを持つアクティビティの中で融合し合い、ものの見方・考え方を変えて発想力・想像力を豊かにする探究的な学びを開発する。本研究では、他国と「アートと言葉」をテーマとした交流を図り、生きて働く言葉の活用を行い、多様な言語に対する感性を広げることを目的とする。
成果要約(324KB)