活動内容
「特別支援教育推進」という新しい流れの中で、大和養護学校は「地域のセンター校としての役割」をいち早く自覚し、学校全体としての専門性の向上と校内体制の確立に向けて、学校経営ビジョンの明確化と、積極的な組織開発を行ってきました。一方で、地域に対しても公開講座や連携研修会などを実施し、地域のセンター校として求められるさまざまな機能の充実化を図っています。また、専門機関と連携して学校コンサルテーションを行い、自閉症に特化した教育と校内研究を活発に行っている点も特徴の一つであり、これからの特別支援学校に期待される先駆的活動を行っています。
審査委員より
知的障害特別支援学校として校内体制の整備と地域のセンター校としての機能充実に積極的に取り組むとともに、重点プロジェクトとして自閉症教育と知的障害教育の分化に焦点を当てた研究を進め、実績を上げてきている。個別の教育支援計画策定や校内研究の組織化など、これからの特別支援学校に期待される活動を積極的に展開している。
プロフィール
【団体の規模】
・児童・生徒数:199名
・クラス数:47
・指導者数:105名(教諭・講師)/ 全職員数158名
主な著書・論文・文章など
2006年 「変革期における特別支援教育の推進について」佐賀県教育公務員弘済会
2006年 「日本育療学会第10回学術集会抄録」日本育療学会第10回学術集会実行委員会
2006年 「自閉症の実践研究 わが校の自閉症教育」明治図書
2006年 教育委員会月報「佐賀県における学校評価 資料」第一法規