実施レポート
第8回「海外教師日本研修」
1.実施概要
(1)会期
2016年11月14日(月)〜12月3日(土)
(2)海外参加校
国名 | 研修参加者名 | 学校名 |
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国名・研修参加者名 学校名 |
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インド | マンダール スリパート スガウェーカー | サウス ポイント学校 |
インドネシア | ソフィアン | エクセレント中学校 |
オーストラリア | シャロン グレニス クロスマン | ツリートップス モンテッソリ |
スリランカ | ヘシャンドリカ ペレーラ | セントジョンズカレッジ |
タイ | ラッシャポン ピラークン | パトゥムテープ ウィッタヤカーン高校 |
台湾 | 范清美 | 国立中央大学付属中攊高校 |
ハンガリー | ホルヴァート クリスティナ | バーリント マールトン小中高学校 |
フィリピン | アグアン メイ | フィリピン日系人会インターナショナルスクール |
ブラジル | ソフィア 沙織 梶 | ミラソウ学園 |
ベトナム | クック ティ ホン チュエン | トーホアン中学校 |
マレーシア | マーガレット アントニー | バンダル バル サラック ティンギ国民中等学校 |
モンゴル | ノルジワーンチグ バーサンスレン | オルホン県バヤン ウンドゥル総合学校 |
ルーマニア | ルング マリアナ | イオン クレアンガ高校 |
ロシア | ダリア ベッズズボワ | 第51番専門日本語学校 |
日本参加校
都道府県 | 学校名 | 学校長名 |
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都道府県・学校名 学校長名 |
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静岡県 | 学校法人加藤学園 加藤学園暁秀中学校 | 加藤 正秀 校長 |
神奈川県 | 横浜市立城郷中学校 | 中込 千明 校長 |
埼玉県 | さいたま市立美園中学校 | 阿久津 一浩 校長 |
2.タイムテーブル
日程 | カリキュラム | 実施場所(兼宿泊施設) | ||
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日程 | カリキュラム | |||
1 | 11月14日 | 月 | 入国 / チェック・イン | NC |
2 | 15日 | 火 | 開会式・歓迎会 | NC |
3 | 16日 | 水 | 講義 | NC |
4 | 17日 | 木 | 講義、博報堂本社訪問、オリセン視察 | オリセン |
5 | 18日 | 金 | 講義 | NC |
6 | 19日 | 土 | NC | |
7 | 20日 | 日 | NC | |
8 | 21日 | 月 | 学校訪問(加藤学園暁秀中学校) | NC |
9 | 22日 | 火 |
学校訪問(横浜市立城郷中学校) | NC |
10 | 23日 | 水 (祝) |
講義 | NC |
11 | 24日 | 木 | 学校訪問(さいたま市立美園中学校) | NC |
12 | 25日 | 金 | 文化体験、ラフォーレ那須視察 | ラフォーレ那須 <栃木県那須郡> |
13 | 26日 | 土 | ラフォーレ那須周辺視察、社会見学 | NC |
14 | 27日 | 日 | NC | |
15 | 28日 | 月 | 講義 | NC |
16 | 29日 | 火 | 研修報告会準備 | NC |
17 | 30日 | 水 | 研修報告会準備 | NC |
18 | 12月1日 | 木 | 研修報告会準備、研修報告会リハーサル | NC |
19 | 2日 | 金 | 研修報告会、修了式、歓送会 | NC |
20 | 3日 | 土 | 帰国 | ― |
【凡例】
NC: 国際交流基金 日本語国際センター(埼玉県さいたま市)
オリセン: 国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)
3.実施レポート
国際交流基金の講師による講義(11/16他)
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国際交流基金 日本語国際センター
研修参加者は、第8回「海外児童日本体験プログラム」(翌年4月実施)に向けて国際交流基金日本語国際センター講師より指導を受けた。生徒の日本に関する知識や日本語学習の効果を上げるための教授法の習得と日本語教師としての知識・技能等の向上をはかり、また文化体験・学校訪問を実際に体験した。体験後には講師と共に毎回、振り返りを実施した。
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株式会社博報堂本社を訪問(11/17)
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赤坂Bizタワー
研修参加者は博報堂本社を訪問し、当財団の成田理事長と懇談を行なった。研修参加者からは、来年4月に実施するプログラムへの抱負を述べた。成田理事長からは、世界各国の学校で日本語を教えている研修参加者への敬意が述べられ、参加者一人ひとりへ問いかけをするなど和やかな時間となった。
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学校訪問/加藤学園暁秀中学校、城郷中学校、美園中学校 (11/21, 22, 24)
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加藤学園暁秀中学校、横浜市立城郷中学校・さいたま市立美園中学校
来年4月に交流を予定している日本校3校を訪問した。歓迎会や授業見学、部活動見学、日本校教師と学校生活に関する質疑応答や意見交換など、充実した内容となった。
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文化体験/ちんどん屋(11/25)
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国際交流基金 日本語国際センター
当財団を設立した広告会社である㈱博報堂に因んで、日本の伝統的な宣伝形態である“ちんどん屋”の体験を行なった。体験後、翌年4月に向けて準備する「国紹介」について説明を行なった。(講師:「東京チンドン倶楽部」)
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合同合宿先及び周辺視察(11/25, 26)
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ラフォーレ那須 他
来年4月に日本校と合同合宿を行なう宿泊施設及び周辺地域を視察した。オリエンテーションでは、第7回「海外児童日本体験プログラム」の映像を使って説明を行ない、次年度のイメージをしてもらった。施設内では、生徒が来日の際に何に留意すべきかを考えながら、熱心に写真を撮っていた。翌日はホテル近郊にある“殺生石”や“日光東照宮”を見学した。
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研修報告会・歓送会(12/2)
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国際交流基金 日本語国際センター
研修報告会は、審査委員や国際交流基金日本語国際センター所長及び講師、日本校3校に参加いただき、会場内にて複数の発表者が同時に発表するポスターセッションの形式で行った。
歓送会では、各研修参加者からの挨拶として、14名のチームワークを活かし、来年4月も力をあわせて「海外児童日本体験プログラム」へ臨みたいという言葉が多く聞かれた。 -