実施レポート
第9回「海外教師日本研修」
1.実施概要
(1)会期
2017年11月13日(月)~12月2日(土)
(2)海外参加校・研修参加者
国名 | 研修参加者名 | 学校名 |
---|---|---|
国名・研修参加者名 学校名 |
||
イギリス | ニール ロダウェイ | アルウォード アカデミー |
インド | ラシミー シャンカル | アミティー インターナショナルスクール、ワスンドラ セクター6 |
インドネシア | フィトリ アユ アルムサリ | ムハマッディアー アフマッド ダフラン中学校 |
オーストラリア | カースティン フラー | マーター デイ カソリック カレッジ |
オーストラリア | ナターシャ マケンジー | マウント リリーデール マーシー カレッジ |
スリランカ | マヘーシカ ラサンティ クマーラシンハ | オーウィティガマ ボーディラージャ マハー ヴィダヤラ |
タイ | サランヤー ラッタナタウィチャイポン | プランク学校 |
台湾 | 陳采玉 | 高雄市立路竹高級中学 |
トルコ | メレッキ グルシェン | ジェジェリ学校 |
ハンガリー | ニェシュテ ジョルト | フンファルビ ヤーノシュ二言語教育貿易経済専門高校 |
フィリピン | ヘレミニア ヴィリアー | カリタス ドン ボスコ スクール |
ベトナム | フイン タイン フック | ビンタン中学校 |
マレーシア | マズラン アハマド | スルタンナ アスマ国民中等学校 |
ロシア | ボロズヂナ ナタリア | モスクワ1399番学校 |
(3)日本参加校
都道府県 | 学校名 | 学校長名 |
---|---|---|
都道府県・学校名 学校長名 |
||
福島県 | 学校法人 郡山ザベリオ学園中学校 | 滝田 文夫 校長 |
東京都 | 多摩市立多摩中学校 | 前島 正明 校長 |
新潟県 | 長岡市立三島中学校 | 宇木 茂樹 校長 |
2.タイムテーブル
日程 | カリキュラム | 実施 場所 |
|||
---|---|---|---|---|---|
日程 | カリキュラム | ||||
1 | 11月13日 | 月 | 入国 / チェック・イン | NC | |
2 | 14日 | 火 | 開会式・歓迎会 | NC | |
3 | 15日 | 水 | 授業 | NC | |
4 | 16日 | 木 | 授業、博報堂本社訪問、社会体験、オリセン視察 | オリセン | |
5 | 17日 | 金 | 文化体験、ラフォーレ那須視察 | ラフォーレ那須 <栃木県那須郡> |
|
6 | 18日 | 土 | ラフォーレ那須周辺視察、社会見学 | NC | |
7 | 19日 | 日 | NC | ||
8 | 20日 | 月 | 授業、社会体験事前学習 | NC | |
9 | 21日 | 火 | 授業 | NC | |
10 | 22日 | 水 | 学校訪問(長岡市立三島中学校) | NC | |
11 | 23日 | 木 (祝) |
授業 | NC | |
12 | 24日 | 金 | 学校訪問(多摩市立多摩中学校) | NC | |
13 | 25日 | 土 | NC | ||
14 | 26日 | 日 | NC | ||
15 | 27日 | 月 | 学校訪問(郡山ザベリオ学園中学校) | NC | |
16 | 28日 | 火 | 授業、研修報告会準備 | NC | |
17 | 29日 | 水 | 研修報告会準備 | NC | |
18 | 30日 | 木 | 研修報告会準備、研修報告会リハーサル | NC | |
19 | 12月1日 | 金 | 研修報告会、修了式、歓送会 | NC | |
20 | 2日 | 土 | 帰国 | ― |
【凡例】
NC: 国際交流基金 日本語国際センター(埼玉県さいたま市)
オリセン: 国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)
3.実施レポート
国際交流基金の講師による授業(11/15他)
-
国際交流基金 日本語国際センター
研修参加者は、第9回「海外児童日本体験プログラム」(翌年4月実施)に向けて国際交流基金日本語国際センター講師より指導を受けた。生徒の日本に関する知識や日本語学習の効果を上げるための教授法の習得と日本語教師としての知識・技能等の向上をはかり、また文化体験・学校訪問を実際に体験した。体験後には講師と共に毎回、振り返りを実施した。
-
(株)博報堂本社を訪問(11/16)
-
赤坂Bizタワー
研修参加者は博報堂本社を訪問し、当財団の河南常務理事と懇談を行なった。研修参加者からは、来年4月に実施するプログラムへの抱負を述べた。河南常務理事からは、博報堂および博報財団についての説明があり、研修参加者も興味深い様子で耳を傾けていた。また、参加者一人ひとりへ問いかけをするなど和やかな時間となった。
-
社会体験/NHKスタジオパーク見学(11/16)
-
NHKスタジオパーク
来年4月のプログラムで体験する「NHKスタジオパーク」を見学し、スタジオ収録やアフレコ、映像編集などのプログラムを体験した。研修参加者は、生徒にこの施設でどんな体験をしてもらいたいか、そのためには来日までにどんな事を教えればよいか、という視点で様々なコンテンツを体験していた。
-
文化体験/ちんどん屋(11/17)
-
国立オリンピック記念青少年総合センター
当財団を設立した広告会社である(株)博報堂に因んで、日本の伝統的な宣伝形態である"ちんどん屋"の体験を行なった。体験後、翌年4月に向けて準備する「国紹介」について説明を行なった。(講師:「東京チンドン倶楽部」)
-
合同合宿先及び周辺視察(11/17, 18)
-
ラフォーレ那須 他
来年4月に日本校と合同合宿を行なう宿泊施設及び周辺地域を視察した。オリエンテーションでは、過去の「海外児童日本体験プログラム」の映像を使って説明を行ない、来年のプログラムをイメージしてもらった。施設内では、生徒が来日の際に何に留意すべきかを考えながら、熱心に写真を撮っていた。翌日はホテル近郊にある"とりっくあーとぴあ"や"日光東照宮"を見学した。
-
学校訪問/三島中学校、多摩中学校、郡山ザベリオ学園中学校(11/22, 24, 27)
-
長岡市立三島中学校、多摩市立多摩中学校、郡山ザベリオ学園中学校
来年4月に交流を予定している日本校3校を訪問した。歓迎会や授業見学、部活動見学、日本校教師と学校生活に関する質疑応答や意見交換を行なう時間など、充実した内容となった。
-
研修報告会・歓送会(12/1)
-
国際交流基金 日本語国際センター
研修報告会は、審査委員や国際交流基金日本語国際センター所長及び講師、日本校3校に参加いただき、会場内にて複数の発表者が同時に発表するポスターセッションの形式で行った。
歓送会では、各研修参加者からの挨拶として14名のチームワークを活かし、来年4月も力をあわせて「海外児童日本体験プログラム」へ臨みたいという言葉が多く聞かれた。 -