第16回(2021年度)
子どもの生育環境と言語能力に関する社会学的研究ー沖縄の学力問題へのアプローチー
賀数 さゆり(かかず さゆり)
お茶の水女子大学 大学院生
助成期間:1ヵ年
お茶の水女子大学 大学院生
助成期間:1ヵ年
本研究は「ことばの力」が学力向上に重要なキーワードであると捉え、幼児期から学齢期にかけての言語環境に着目し、教育的アプローチを検討する。その際に社会学的な視点から学力問題や教育環境の厳しい課題を抱える地域として沖縄を取り上げ、実証的な研究を行う。対象地域を設定する理由としては、ことばの教育の可能性についてより具体的な考察を目指すことと、地域の文化と言語が深く関わっていると考えるからである。幼児の多様な言語環境の中から教育的アプローチを検討するために、「絵本の読み聞かせ」の質に関するスケールを作成・測定し、就学後(小学1年生時)の国語力との関連を検討する。スケールでは家庭・幼児教育施設での絵本の蔵書、選書、読み聞かせの頻度、態度等の指標を想定している。さらに子どもの背景にある家庭の文化・経済資本(親学歴・世帯年収)や社会関係資本(子どもの教育の共同・連携力)についても、検討することで、格差の是正に向けた教育提言を目指す。
【注釈】
掲載情報は助成決定時のもの
※=グループ研究 |
=優秀賞受賞の研究




