児童教育実践に
ついての研究助成

第14回(2019年度)
児童が抑制の能力を発揮し得る条件を探る:ADHD傾向との関連

宮坂 まみ(みやさか まみ)
環太平洋大学短期大学部 講師
助成期間:1ヵ年

注意欠如・多動症(ADHD)の症状の原因のひとつとして反応抑制不全が指摘されてきた。成功による報酬の獲得や失敗による報酬の損失などの介入によるモチベーションの向上は反応抑制を促進させる。しかし,報酬や損失は目的となる行動の発生に対して即座に与える必要があり,しかも児童にストレスを与えうるため,実際の教育場面での使用は難しいと考えられる。申請者はこれに代わる方法として,児童に目標を設定させることによるモチベーション向上を考えた。本研究では,目標設定がADHD傾向の高い児童が現在備えている反応抑制の能力を発揮させうる方法として機能するか否かを検討することを目的とする。目標設定による反応抑制促進効果を検証するとともにその効果に伴うストレスについて報酬の効果と比較検討し,目標設定の有効性を実証する。

研究分野: 
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【注釈】

掲載情報は助成決定時のもの

※=グループ研究 | =優秀賞受賞の研究