第13回(2018年度)
音声式地図パズル教材の全国提供による全盲児の地理学習環境の改善 ※
須惠 耕二(すえ こうじ)
熊本大学 技術専門職員
助成期間:1ヵ年
熊本大学 技術専門職員
助成期間:1ヵ年
全盲児は点地図での地理を学ぶが、触読だけでは記憶時間の限界から広範囲の地形や相対位置関係の習得が困難で、重複障害児にはその問題が顕著である。そこで、今年試作した音声式はめ込み地図パズルの盲教育現場への導入を図る。これは、地域別のA4サイズパネルを本体に差し替えることで全国の地理を学ぶ音声式の新教材で、触察で県の形状を確認し、はめ込み時に県名や簡単な特色を読み上げる。遊び感覚での学習行動に対し、言葉によって位置と情報を即時に関連付けるため、全盲児の地理学習意欲を刺激し、記憶を向上させる効果が期待できる。 本研究では、全国の盲学校に本教材の導入希望調査をし、大学生・中学生対象の「社会貢献型ものづくり」の実施と作品寄贈によって授業への導入を図り、地理学習環境と教育効果の改善成果を調べる。 これらにより、教員の教育負荷軽減と全盲児の地理学習成果向上を目指す。
【注釈】
掲載情報は助成決定時のもの
※=グループ研究 |
=優秀賞受賞の研究




