第11回(2016年度)
不安症状をもつ自閉スペクトラム症児童に対する認知行動療法の効果 ※
岡島 純子(おかじま じゅんこ)
東京医療学院大学 准教授
助成期間:長期継続
東京医療学院大学 准教授
助成期間:長期継続
本研究の目的は、昨年度開発された不安症状をもつ自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder: ASD)児童に対する認知行動療法(Cognitive Behavioral Therapy: CBT)プログラムの効果を検証することである。不安症状がみられるASD児を対象にCBTと親訓練(Prent Treaning: PT)から構成されるプログラムを実施し、その効果について検討する。対象は、3~6組の小学3年生~中学生のASD児とその親である。夏休み期間を利用し、親子で参加する6回のCBTセッション、夏休み後は親のみ6回のPTセッションを実施する。1回120分のセッションであり、CBTセッションでは心理教育、認知再構成、エクスポージャー、リラクセーションもしくはソーシャルシンキングの内容で構成されている。毎回、ホームワークが課され、実際の生活場面で学習したことを行う。PTセッションは、強化や強化子、先行刺激の統制、行動連鎖、機能分析を行い、セッション内で具体的な計画を立て、ロールプレイし、ホームワークで実践する内容である。評価尺度は、親評定のSRS、SDQ、GHQ-28、SCAS-P、児童評定のSCAS、認知の誤り尺度を用いる。介入前と、CBT終了後、PT終了後の3時点でアセスメントし、3か月後のフォローアップも査定する。9~12例のデータを収集し、介入前と、CBT終了後、PT終了後の3時点で有意な改善がみられるか,ノンパラメトリック解析を用いて検討する。
研究分野:
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【注釈】
掲載情報は助成決定時のもの
※=グループ研究 |
=優秀賞受賞の研究




