「博報賞」
受賞者の活動紹介

第56回「博報賞」 奨励賞受賞
[岡山県]井原市立県主小学校

ふるさとの未来を願い、児童の思いを実現する探究学習
日本文化・ふるさと共創教育領域

 6年前、本校児童(現30人)の課題は、自分の思いを友達や地域住民にことばで伝えることだった。国語科の研究を重ねながら生活科・総合的な学習の時間に移行しつつ、3つのプロジェクトチームが、学校教育目標の達成を目指して教育課程を編成し、課題解決に尽力。特に、そのうちの1つのチーム「きずなリーフ」が軸となり「ふるさとの未来を願い、児童の思いを実現する探究学習」(あがた未来学)を展開している。具体的な活動として、探究学習を児童の思いからスタートさせており、児童がなりたい自分を意識して学習や生活を行うことができるように導いている。また、児童が自分の思いをもって学んだことを地域住民等に伝える機会を多く設定し、大人からの賞賛を受けて自信をもって生活し、より一層主体的な姿に成長する環境づくりを進めた。フェスタはその取組の一つで、2年生は、育てた野菜の収穫パーティーまでの栽培記録を動画にして広く紹介した(生活科)。3・4年生は、地域の魅力を探究し広くフェスタで紹介するとともに「高まりピラミッド」に学びの過程をまとめた(総合的な学習の時間)。5・6年生は、「県主未来プロジェクト」を立ち上げ、7回にわたる地域住民との意見交換を重ねた後、地域の団体や中学生、地元企業や幼稚園と協働し3つの取組を実現し、このプロジェクトを成功させた(総合的な学習の時間)。なお、これらの教育活動が展開された背景には、優れた組織マネジメントが教育を支えている。

未来会議で取組について地域住民と話し合う5・6年生
未来会議で取組について地域住民と話し合う5・6年生
高まりピラミッドがすべてに活用できると語る3・4年生
高まりピラミッドがすべてに活用できると語る3・4年生

※記載の所属・役職は、受賞当時のものです。

博報賞とは

「博報賞」は、児童教育現場の活性化と支援を目的に、財団設立とともにつくられました。日々教育現場で尽力されている学校・団体・教育実践者の「波及効果が期待できる草の根的な活動と貢献」を顕彰しています。また、その成果の共有、地道な活動の継続と拡大の支援も行っています。
※活動領域:国語教育/日本語教育/特別支援教育/日本文化・ふるさと共創教育/国際文化・多文化共生教育 など

現在、第57回「博報賞」の応募を受付中です!(応募受付期間:2026年4月1日~6月25日 ※財団必着)
詳細は博報賞のページをご覧ください。
*博報賞に関するお問い合わせ先
hakuhoushou@hakuhodo.co.jp (博報賞担当宛)

その他の活動報告