読書推せん文の書きかた
読書推せん文の書きかた

ここでは、「本のせん文」を
うまく書くためのコツを
紹介していくよ。
まずは、
「お気に入りの一冊をあなたへ
読書推せん文コンクール」の
3つのポイントを確認しましょう。

コンクールの3つのポイント ポイント1 選ぶ本は、物語や図鑑などなんでもいい! ポイント2 〝誰に〟すすめたいか考えて書こう! ポイント3 推せん文は、250〜300字の短い文章で!
コンクールの3つのポイント ポイント1 選ぶ本は、物語や図鑑などなんでもいい! ポイント2 〝誰に〟すすめたいか考えて書こう! ポイント3 推せん文は、250〜300字の短い文章で!

読書せん文の書きかた 基本

読書せん文の
書きかた 基本

このコンクールは、あなたが好きな本を選んで、あなたがすすめたい人に「この本、読んでほしい!」という思いを伝えるもの。
「読書感想文」は、特に読んでほしい人を決めずに書きますが、「読書せん文」は、違います。読んでほしい人に向けて書きます。
それでは、書きかたをわかりやすく説明していきます。
お気に入りの一冊を選びます
お気に入りの一冊を選びます

「お気に入りの一冊」は、小さい読んだ絵本、今熱中している物語、大好きなマンガや写真集、大事にしている、歴史書、のシナリオ。出版されている本ならなんでもかまいません。これまで読んだ本の中で一番のお気に入りをしましょう!

本をすコツは、「どうして好きなのか」がはっきり言えること。
主人公がステキ。じーんときた。見たことのない動物の写真がたくさんのっている。挿絵がきれい。自分が熱中しているスポーツの本だから。デザインが好き! あの人がこれを読んだらおもしろがってくれそうだ。
いろいろあるよね!

※教科書、副読本、テキスト類、新聞、雑誌(別冊付録を含む)、
パンフレット類及び、日本語以外で書かれた図書は対象としません。
※電子書籍は出版された印刷書籍を電子ファイル化したものに限ります。
特定の「あなた」を選びます。
特定の「あなた」を選びます。

「読書せん文」の特長は、読んでほしい特定の「あなた」がはっきりしていること。お気に入りの一冊を読んでほしい人をしっかりと決めましょう。おかあさん、おとうさん、友だち、ライバル、くなったおばあさん、時代の人、地球をっている宇宙・・・
生きている人でも、の人でも歴史上の人物でも動物でも大丈夫
いろいろ考えてみてね。

選ぶコツは本を選んだ理由と、その人を選んだ理由がぴったり合うこと。
毎日しいおかあさん。だから、この本を読んでゆっくりしてほしい。
いつもってばかりいた信長。だから、この写真集で心を静めてほしい。
いろいろ組み合わせると楽しいよね。

文章を書きましょう。
文章を書きましょう。

書くのは250字から300字。けっこう、字数が少ないのです。
「あらすじ」ばかり書いていたら相手にこの本をせんした理由が書けなくなってしまいます。
これを読んだあなたはきっと、おもしろいと思うはず。役に立つはず。今の考えを変えるきっかけになるはず。だからこの本を読んでほしい。
相手に「この本、読みたい!」と思ってもらえる文章を書きましょう!

書きかたのコツはいつもの「読書感想文」を忘れて、あの人に手紙を送るような気持ちで書くこと。
あの人のことを思いながら、この本の魅力紹介する。
あなたの文章を読んで、相手が読みたくなるように書きましょう。本の感想だけじゃなく、あなたが日頃思っていること、体験したことなどを入れると相手によく伝わるよね。

誰か特定の人に向けて
文章を書いていく。
その人の心を動かすように
その人の行動をうながすように
文章を書いていく。
書けるようになれば、
あなたの文章は
必ず上達します。


さあ、お気に入りの
一冊読んだ熱い思いを、
あの人にけましょう!