児童教育実践に
ついての研究助成

第16回(2021年度)
日本語における書字障害の背景、機序に関する研究 ※

柳生 一自(やぎゅう かずより)
北海道大学病院 特任助教
助成期間:2ヵ年

書字表出は「読み書き」における最終段階でのアウトプットであり書字障害はその背景に様々な要因が存在することが多い。読字障害、視覚認知・構成認知の困難や発達性協調運動症による書字障害、また注意欠如多動症に伴う書字障害をきたす例が知られている。さらに二次障害として意欲の低下も見られる。こうした階層的・複合的な要因に絡む書字障害の背景、機序を明らかにすることは適切な支援に必須である。今回、私たちは書字表出の困難例に対して包括的な検査バッテリーを用い、書字表出困難の要因を階層的に整理分類し、書字表出困難に至る要因の分布を多施設共同研究で検討する。さらに書字障害に至る要因やその後に及ぼす影響を明らかにする。適切な支援へと結び付けられるような「書字障害の評価と対応・支援のガイドライン」作成を目指す。

研究分野: 
その他

【注釈】

掲載情報は助成決定時のもの

※=グループ研究 | =優秀賞受賞の研究