児童教育実践に
ついての研究助成

第16回(2021年度)
中学校国語科における情報活用能力育成のカリキュラム開発

甲斐 伊織(かい いおり)
学習院 教諭
助成期間:2ヵ年

本研究は、情報活用能力を段階的に育成するカリキュラムの開発を目的とする。情報活用能力は短期間では身につかず、学習経験の蓄積、すなわちカリキュラムによって身につくものとして捉える必要がある。本研究では、情報活用能力を学習指導要領の「資質・能力」に基づいて三点の要素から構成されるものと措定する。そして、三要素が含まれる実践として、昭和期の中学校国語科教師である大村はまによる読書会を位置づける。資料によって復元可能な15年間において複数回行われた読書会の実践と、それまでの学習経験の蓄積の関連を考察し、三要素が有機的に関連し合いながら、段階的に育成されていく学習過程を提示する。これに基づく実践を複数回行い、三要素の段階の検証を行う。以上の過程を経て、今日の国語教室に活用可能なカリキュラムを提示する。

【注釈】

掲載情報は助成決定時のもの

※=グループ研究 | =優秀賞受賞の研究