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「こども1週間しあわせ調査」の年間分析を行いました。

2019/01/08 カテゴリ:
更新情報

博報財団・こども研究所では、毎週WEBサイトで「こども1週間しあわせ調査」の結果を発表しています。この調査は、子どもの幸せ感を子ども自身に毎週点数化してもらうとともに、その理由を「ことば」で表現してもらい、子どもの心の変化を読み取っていこうというものです。

この調査では、週単位での変化を追っていく以上に、子どもの心が外部環境の変化にともなって、3年、5年、10年といった中長期レンジでどのように変わっていくかを観察してことが本来の狙いとなっています。 本調査を2017年10月にスタートさせてから、現時点で1年半程経過しました。今回、蓄積されたデータから約1年分(2017年10月1日~2018年9月23日)を活用して、1年間という時間の流れの中で子どもの幸せ感がどのように変化しているのかを見てみました。

今後は、2020年のオリンピックのようなビッグイベントや、世の中の様々な動きが、子どもの幸せ感にどのような影響を及ぼすのかについて丁寧にウォッチしていきたいと思います。どうぞご期待ください。

 

こども1週間調査とは?

毎週日曜日に、先週「1週間のしあわせ点数」を、子ども自身に100点満点で採点してもらう調査です。
また、「ことばによるコミュニケーション」を大切にする博報財団として、子どもたちの生の声を聴くことにもこだわった調査となっています。
調査項目は、「しあわせ点数」以外に、「がんばった点数」「いそがしかった点数」「まわりの人に親切にした点数」「1週間の気分を表す言葉」「それらの点数・言葉の理由」。
これらを毎週調査することで、「1年間の子どものたちの気持ちの動き、それに影響している要因を明らかにして、子どもの気持ちを考えるきっかけを提供する」ことを目指します。

 

調査概要

調査目的 週ごとのこどもの「しあわせ」自己評価を把握する。
調査対象 小4~中3の男女300サンプル 全国
(調査1回当たり)(1学年50(男25+女25)×6学年=300)
調査時期 2017.10から毎週日曜日の、午前8時配信開始。
これまでのところ、昼の12時にはサンプル回収終了。
本報告書は【第1回】2017年10月1日~【第52回】2018年9月23日までのデータを使用し作成。
調査方法 マクロミルパネルによるweb調査
web調査

 

質問項目

Q1 昨日までの一週間のあなたの気分を言葉で表すと、どのような一週間でしたか?
Q2 昨日までの一週間のあなたの「しあわせ」点数は何点くらいですか?100点満点でお答えください。
Q3 昨日までの一週間のあなたの「がんばった」点数は何点くらいですか?100点満点でお答えください。
Q4 昨日までの一週間のあなたの「いそがしかった」点数は何点くらいですか?100点満点でお答えください。
Q5 昨日までの一週間のあなたの「まわりの人に親切にした」点数は何点くらいですか?100点満点でお答えください。
Q6 前問までにお答えいただいた言葉・点数を選んだ理由は何ですか?できるだけ具体的にお知らせください。

 

結果サマリー

(1)点数の年間推移
1年間の子ども達の心の動きはどうなっているのだろう?

子ども達の「幸せ点数」は、年間を通じて平均70~80点の間で推移しており、子ども達の幸せ感は平均的には高いレベルにあることがうかがえます。
「幸せ点数」が高くなるのは、長期の休み(冬休み、春休み、GW、夏休み)に加えて、秋の行事(文化祭、体育祭など)の時期です。
「幸せ点数」が高くなるときの生声を見ても、休みとの関係は見られますが、子ども自身が見出した熱中していることに対しては、大変でも頑張り、それが楽しさや幸せ感に繋がっているようです。

 

<幸せ100点の子ども達の生声>
*長期休みで幸せ 「年末年始、実家で祖父母と過ごし充実したから」「「8/12~8/14まで、年に1回の泊りの家族旅行、とても楽しかった。行程表も作りがんばった」「冬休みに入ったら友達とUSJに行くこと」「家族とゆっくり過ごせたから」
*秋の行事で幸せ 「運動会の練習で頑張った。運動会で家族やおじいちゃんおばあちゃんたちが来てくれるから楽しみだった」「学園祭があり楽しかった。部活も頑張った」「来週は修学旅行で楽しみ。修学旅行のしおり作り係になったので忙しかったし、しおりの中の絵や文章、みんなが分かりやすい、楽しいしおりにしたかったので他のしおり係の友達とめちゃめちゃ頑張った。」

 

(2)幸せ感の要因
どんな要因が、子どもたちの「幸せ感」に影響を与えているのだろう?
子ども達全体では、幸せ感を決める要因は「学校での勉強」、「部活」、「テスト/成績」といった学校関連が上位に挙がっており、ついで、「友達」、「塾」「習い事」が多くなっています。
幸せ点数100点の子ども達の特徴は、「友達」要因、「家族でお出かけ」要因が高いことです。

 

<子ども達の生声>
「友だちとたくさん遊べて楽しかったから。毎日遊べる友だちがいて幸せだから」「クラブが休みで、友達と映画を見たり買い物したりして楽しかった」「週末に旅行に行くからわくわくしていた。それで幸せなきもちだったし、頑張れた」
幸せ点数100点の子ども達の心を一言であらわすと「楽しい」にほぼ集約されます。
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